トレード手法(インジケーター)
私のインジケーターに関する考えを書いていこうと思います。
FXを始めて1か月間ぐらいはインジケーターの勉強をしていました。
勉強といってもインターネットで検索して、
どういう計算方法で何を表しているのか、
どうなったら売買のサインなのかを舐めた程度ですけど。
ゴールデンクロスで買い、その逆で下に抜けたら
デッドクロスで売り」
「一目均衡表は最も多くの人が見ているインジケーターで
雲がサポートやレジスタンスとなる」
等々。
最初に使用したのは一目均衡表。
多くの人が見ているなら信用できるのだろうと思っていました。
チャートを見ているとなんとなく雲に反応して動いているように見えます。
しかし実際にエントリーすると逆の方向にロウソク足がグングン伸びていったこともしばしば。
なにを信用していいのかわからなくなります。
インジケーターの数が多いうえに、各時間足でそれぞれ値があるので、
その時その時で世の中の人がどの時間足の
どのインジケーターに反応しているのかを見定めなくてはいけません。
FXで利益を出されている方は、見る時間足、表示するインジケーターを一定にし、
利益を出せる相場環境を検証によって絞り込んでエントリーから利確・損切ポイントを
設定しているようです。
そこで私もどんな相場環境でどのインジケーターが有効なのか検証してみることにしました。
検証方法はMT4のストラテジーテスター。
自動売買システムであるエキスパートアドバイザー"EA"を検証用に自作し、
どの時間足のどのインジケーターの組み合わせが利益を出せるかをテストしました。
(EAの自作についてはまた別の記事で書きます)
検証期間は2010年1月~2018年11月。
すると利益がでる組み合わせはほとんどありませんでした。
あったとしても9年間で取引回数が30回程度で利益も大きくありません。
そんな手法は試行回数が少なく、資金効率も悪いので使えません。
もっとうまくプログラムを組めば儲かるシステムが作れるかもしれませんが、
初心者が思いつくようなインジケーターや時間足の組み合わせで
トレードルールを定めたとしても、長い目で見て資金が減っていくだけだということです。
この結果を得てインジケーターを表示するのをやめました。
そして別のトレード手法の記事で書いたような、
ほかの人がどの値で新規注文や決済注文を出してくるのかを考えて
エントリーするようになりました。
インジケーターも、もっと研究すれば使えるのかもしれませんが、
しばらく出番は無さそうです。